
Strawbale collection in USA
アメリカで訪ねたStrawbale House
New Mexico
Kingston
Lander Land
owner: Tom and Satomi Lander
New Mexico, Kingstonでストローベイルを建てながら生活しているTom&Satomi Lander夫妻の家。
敷地内にいくつかのStrawbaleの建物があります。ワークショップも開催されています。少人数でとても丁寧にいろいろなことを教えてもらえます。
こちらの本でも紹介されています。「Small Strawbale: Natural Homes, Projects & Designs」
123 Main St,
Kingston, NM 88042
(505)895-5029
web: http://www.landerland.com/
Catherine Wanek and Pete Fust 邸
owner: Catherine Wanek and Pete Fust
上記のLander邸の隣。B&Bにもなっている。この敷地内にはほかに「Black Range Lodge」というB&Bもある。私も何度かここに泊まった。
オーナーのCatharineは「The New Strawbale Home」という本を出している。
119 Main Street
Kingston, NM 88042
Phone: (505) 895-5652
Toll Free: 800-676-5622
e-mail: cat@blackrangelodge.com
web: http://blackrangelodge.com/lodge2.html
Kingstonはとても小さな町だが、他にも何軒かのStrawbale Houseがあり、小さいがとてもアートな感じだ。
Pojourque
Roxanne Swentzell Tower Gallery
Arizona,Canelo のAthenaの姉妹のGallery。
Santa Feからとても近いところにある。
「Confort 2007.6特集 土と左官の力」でも巻頭に紹介されている。
Arizona
Canelo
the canelo project canelo bed & breakfast
owner: Athena & Bill Steen
Strawbaleの本もいっぱい出している、ある意味この道の第一人者。広大な敷地にたくさんのStrawbaleの建物が建っている。中にB&Bもあって泊まることもできる。日本のTV局や雑誌の取材をたくさん受けているので有名。ワークショップもたくさんやっている。本もたくさん出している。
Strawbale好きならもちろん。自然、自給自足に興味がある人ならぜひ一見の価値あり!ただし、道はかなり迷った・・・・。
1100 Membrillo Lane
Canelo, AZ 85611
phone: (520)455-5549
e-mail: absteen@dakotacom.net
web: http://www.caneloproject.com/
Cochise
Strawbale Manor Bed & Breakfast
owner: Charles & Thelma Tyler, Innkeepers
夫婦が自宅でやっているB&B。広い敷地では畑や自家製のジャムなどを置いている食糧庫など、いろいろ見せてもらえる。Strawbaleを作る時にすんでいたトレーラーハウスもある。
とてもアットホームなB&B。ちょっと発見するのが難しいけど、ぜひチャレンジを!
143 West Kaibab Way
Cochise, Arizona 85606
(520) 826-3077
(888) 414-3077
e-mail: strawbale@tvc.net
web: http://www.bbonline.com/az/strawbale/
Nebraska
Lincoln
Jen Carlson and Josh Shear邸
owner: Jen Carlson and Josh Shear
今まで見たSBHとは一味違う、モダンな感じの家。2人のセンスの良さが光る。自然素材の建築素材を扱うお店をやっている。
Straw Sticks & Bricks
720 "O" St. Lot B
Lincoln, NE 68508
402.435.5176
web: http://www.strawsticksandbricks.com/
1734 West B st.
Lincoln, NE 68522
(402)435-5176
e-mail: jen@strawsticksandbricks.com
Scott and Kim Mclntyre 邸
owner: Scott and Kim Mclntyre
Lincolnから車で15分くらいのところにある(ただし、迷って1時間以上かかった・・・)とってもすてきなSBH.
私の中では、今まで行ったSBHの中でいつも上位に入っている。
内装、家具、家の周りの感じもとてもセンスがいい。
3人の子どもたちもHome Schoolですくすく育っている。
子どもたちの部屋もセンス抜群!いつか、もう1軒建てて、このSBHをB&Bにしたいと言ってました。泊まってみたい!
こちらの本でも紹介されています「Strawbale home plans」
16700 NW 48th St.
Raymond, NE 68428
(402)783-9069
e-mail: livingprairie@hotmail.com
Prairie Hill Learning Center
Lincolnからほど近いところにある、モンテッソリー教育をやっている私立学校。学内で鶏や牛を買い、畑をつくり、School Lunchも自分たちで献立をたてて自分たちで作っているというすごい学校。基本的には教室の仕切りはなく、広い空間の各コーナーでいろいろな年齢の子どもたちがそれぞれ勉強している。とても興味深いところ。
17705 South 12 Street
Roca, NE 68430
(402) 438-6668
e-mail: prairiehillschool@yahoo.com
web: http://www.prairiehill.com/
Spring Creek Prairie Audubon Center
Lincolnに近い「野鳥観察センター」。すっきりしたきれいな建物。
11700 SW 100th St P.O. Box 117
Denton, NE 68339
(402) 797-2301
e-mail: scp@audubon.org
web: http://www.springcreekprairie.org/spngcrk.htm
Gothenburg
Gothenburg Elementary School
学校の敷地の端っこに子どもたちも手伝ってたてている StrawbaleのClass room。基礎は先生と隣の高校生。壁塗りは小学生も手伝ったらしい。伝統文化を学習するためにティピもあり、インディアンカルチャーの学習も盛ん。
1311 Avenue G
Gothenburg, NE 69138 - 1799
(308) 537-3651
Auther
church
話に夢中で外観写真を撮り忘れた教会。築約100年らしい。今は教会としては使われていないが、当時の牧師さんたちの生活道具のそのまま奥の部屋に残されて博物館状態になっている。写真は内部の「真実の窓」。
house
教会を案内してくれたおじいさんの家。これも古いストローベイルの家だが、今は誰も住んでいない。中は当時のままの生活道具が残っていてとてもかわいい。ここはかなり気に入った。
Autherという町自体がとてもこじんまりしているが、きれいな町だった。
Alliance
Dobby's Frontire Town
owner: Dobby Leeここは、とにかくすごい!
明治村を個人でつくっちゃったような場所。敷地の中に開拓時代のあらゆる建物が移築されている。1日楽しめる場所。案内も楽しく丁寧にやってくれる。
アポしていくのがべスト!
320E. 25th St.
Alliance, NE 69301
(308)762-4321
web:http://www.dobbysfrontiertown.com/
lleedlee@premaonline.com
Gibbon
Iain Nicolson Audubon Center at Rowe Sanctuary
44450 Elm Island Road
Gibbon, Nebraska 68840
(308)468-5282
e-mail: kskaggs@audubon.org
web: http://www.rowesanctuary.org/INAC.htm
Spancer
Angel's Strawbale Saloon
StrawbaleのBar。中は広くてスッキリ。とっても天井が高い。動物の剥製が迫力満点。
89541 Power Road
Spencer, NE 68777
(402)589-1017
e-mail: angels@nntc.net
web:http://www.kbrx.com/angels.htm
Nelson
Lois and Ron Meyer邸
owner:Lois and Ron Meyer
いい感じの夫婦がのんびり暮らしている。
敷地は広いけど、2人にちょうどいいサイズの家。
周りの景色も含めて最高!手作りクッキーもおよばれしました。
York
昔は雑貨やだったらしいけど、今は空き家らしい。もったいない。
Cody
South Dakota
Rapid City
Tom and Matie Tyson邸
owner:Tom and Matie Tyson
Rapid Cityの小高い住宅地にある家。Strawbale Houseは町から遠いところが多いけど、ここはRapid Cityにある。庭からの景色は絶景。
2508 Crown Hill
Rapid City, SD 57702-7010
(605)342-4080
e-mail: matietyson@lycos.com
Hot Springs
Mark W and Sam McGinnis邸
owner:Mark W and Sam McGinnis
元大学教授の家。ものすごくきれいに片付いていて。静かな空間。瞑想ルームもあった。
Rt1 Box 195MM
Hot Springs, SD 57747-9527
(605)745-9527
e-mail: mcginnismark@hotmail.com
Strawbale House とは。
strawbale houseってこんな家。
Strawbale house @Nebraska
ストローベイルハウスとは、簡単に言うと壁が藁のブロックでできている家のことである。
「藁のブロック」とは、麦や米を収穫した後に残った茎の部分をブロック状に圧縮したものである。この藁ブロックは家畜の飼料として使われていたが、それを建築材料として利用したのである。
ストローベイルの工法は大きく分けると2つある。
1つは屋根の重みを壁全体で支える壁式工法。ネブラスカスタイルともいわれている。
もう1つは屋根と他の荷重を木の柱と梁で支えるポストアンドビーム工法である。
どちらの工法でもベイルに湿気が入るのを防ぐためにコンクリートや石のスラブの上にベイルを置くのが一般的である。ストローベイルハウスはアメリカのネブラスカ州で最初に建てられたといわれている。当時、アメリカの開拓移民の一般的な家は土で作られることが多かったが、ネブラスカの土壌は砂状であったために土の家をつくるのが困難であった。また、平原の広がるこの地域には建築材料としての木材を大量に確保することも難しかった。そこで、ネブラスカの開拓移民達は平原の草の塊(ベイル)を建築の材料として用いた。最初は一時的な小屋を造るためにこの工法を採用したが、草のベイルの家はネブラスカの厳しい冬でさえ持ちこたえられる特別な断熱効果があるということがわかったために、永住するための家を造る工法として採用された。
1800年代の終わりに蒸気で動くベイラーが開発され、藁を四角く圧縮するのが容易になったため、開拓移民達はネブラスカ各地にストローベイルの建物を建てた。最初に建てられたと伝えられているのは1896年にネブラスカ州、Bayardで建てられたスクールハウスといわれているが、これ以前にも個人の住宅や小屋などはあったかもしれない。この頃のストローベイルハウスは壁式構造で、ブロック状に積んだ藁の壁全体で屋根の荷重を支えている。そしてこの壁式構造は今でも「ネブラスカスタイル」といわれている。一方、最初のポストアンドビーム工法のストローベイルハウスは1936年にアラバマ州で建てられたといわれている。しかし、どちらの工法も第2次大戦後に建築材料として、大量の工業製品が使用されるようになり、衰退していった。
再びストローベイルへの関心が高まったのは1970年代のオイルショックのときである。そして、1974年に発行された「シェルター」という本にストローベイルハウスが取り上げられ、さらにその関心は高まったといえる。
そして今、21世紀の環境問題が様々な場面で取り上げられる中でこのストローベイルに関心を持つ人々が少しずつ増えてきている。ストローベイルの始まりは、身近な材料を建材として工夫した結果、苦肉の作の工法として生まれたのかもしれないが、その後ストローベイル工法の利点がさまざまな観点から検証され、見直されてきている。
今やストローベイルはアメリカだけでなく、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコ、中国、モンゴル、アルゼンチンなど世界各国で建設され、近年では日本においても環境問題に関心の高い人たちの間で話題となりいくつかの建物が建てられている。
strawbale house との出会い。
Strawbale House @New Mexico
昔から「家」というものに興味があった方かも知れない。
新聞広告の住宅のちらしを見るのが好きだった。自分の部屋を模様替えするのも好きだったし、棚などを作るのも好きだった。
でも、当時住んでいた新築の家ではひどい頭痛に悩まされていた。原因は突き止めたわけではないので断言できないが、シックハウスなのではないかと思い始め、シックハウスに関する本を読んだりもした。
「かわいい家」に住みたいけれど、その家で頭痛に悩まされるのも困る。「かわいくて、気持ちのいい家」そんな家がないだろうかと漠然と考えていた。
そんなことを考えていた2002年の春にストローベイルハウスというものを知った。
ストローベイルハウスとは、一言で言えば壁が藁のブロックでできている家のことだ。「家」について興味がありながらも特になんの知識も持っていなかったが、とにかく「気持ちのいい家」というものを探していた。ストローベイルハウスというものを知った時、なんとなく「この家は気持ちがいいんじゃないか。」と思い、興味を持った。ストローベイルハウスを知ったのは何かのテレビ番組だったと思う。その番組については残念ながらほとんど覚えていないが、大好きだった「大草原のちいさな家」の話に出てくるような自然に囲まれた場所で、かつて暮らしたノースダコタ州やその近辺のサウスダコタ州、アイオワ州、ミネソタ州なんかを連想させるような景色だったと思う。番組を見ながら、なぜか「ストローベイルハウス」という言葉だけをメモしていた。
その後、ストローベイルハウスについてもっと知りたいと思い、インターネットでいろいろ検索してみた。でも、2002年にはまだ日本語の情報はほとんどみつからなかった。そこで、思い切って英語で検索してみたらこんどはいっぱいありすぎてどれをみたらいいのかわからない・・・。でも、とにかく適当に読んでいたら、「ストローベイルの発祥の地はネブラスカ州。」と書いてあるページを発見した。早速「straw bale Nebraska」のキーワードで検索するとネブラスカ州のストローベイルハウス協会というページにヒットした。(the straw bale association of Nebraska http://www.strawhomes.com/sban)そこで、早速そこにメールを送ってみた。内容は「ストローベイルに興味をもった日本人ですが・・・できたら本物をみたいんですけど・・・。」というようなものだったと思う。そうしたら、事務局のJoyce Coppingerという人からすぐに返信が来て、「ネブラスカ州にはいくつかのストローベイルハウスがあるから、アメリカにくる日程が決まったらその家に連絡してコーディネートしてあげるよ。」というものだった。そして、「日本人なら、ニューメキシコ州で日本人の女の人がストローベイルで家を建てているから連絡してみたら?」というすごいおまけ付き。もちろん早速ニューメキシコ州のSatomi Landerさんにもメールを出してみた。そしたら「まだできてないけど見に来ていいよ。」とこれまた嬉しい誤算でニューメキシコ州にも行くことになった。そんなわけで、ストローベイルに出会ったのが6月。そして夏休みを利用して7月末にはストローベイルハウスを訪ねてアメリカへと旅に出ることになった。


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