ホーム  l  旅のこと  l  ストローベイルのこと  l  日々のこと  l  好きなこと  l  自分のこと  l     l  リンク

【旅について】

昔から旅好きだったというわけではない。

今までに多くの海外旅行の経験をしてきたわけでもない。

でも、成り行きで行った旅やそのスタイルが今の自分に、とっても大きな影響を与えているのは事実だ。 そのことを改めて感じ始めた時から、「旅」が自分にとって大切なキーワードとなり、自分スタイルの旅を意識して楽しめるようになってきた。

今まで海外旅行はイギリスとアメリカの2カ国しか行ったことがない。

世界各国を旅してみたいと思う一方で、具体的に行きたい国が思い描けないでいる。全く言葉が通じない国はどんなものだろうかと思いながらも、ある程度コミュニケーションが取れる英語圏に行くことを決めるとホッとする。

最初の海外旅行は大学の卒業旅行でアメリカへ。この時は旅行会社のツアーでフロリダのディズニーワールドへ行った。今となってはツアーでアメリカなんて考えられないが、当時は「海外=ツアー」という図式しか知らなかった。

次に海外へ行ったのはその3年後。大学院の卒業時にアメリカ、イギリスへ。

アメリカ旅行はアメリカのカリフォルニアに住む友人に会いに行くという友達に同行する形だったため、成り行き上、ツアーではなく個人旅行となった。その時初めてツアーでなくても海外へいけることがわかった。また、同行の友達の事情から現地でレンタカーを借りて運転することになり、国際免許が意外と簡単に取れることやアメリカで車に乗れることがわかった。また、モーテルも結構簡単に一人で泊まれることもわかった。

この経験でツアーじゃない旅って、「怖いけど楽しい」という妙な感覚を体験してしまうことになった。そして、その翌月に個人旅行でイギリス1周の旅に行くことにした。この旅もまだ一人ではなく日本人の友人と一緒に行った。イギリスでもロンドンでレンタカーを借り、エジンバラまで行ってまたロンドンに戻った。このとき、ユースホステルの存在を知り、ほとんどユースホステルに泊まった。(1泊だけユースがとれずB&Bに泊まったが、これが1番印象に残っている宿になった。)この旅で、都会から田舎までを2週間で体験し、都会ってどこの国も結構似ているなぁ・・・、と思った。単純に「うわぁ〜。」と感動することは都会より圧倒的に名前も知らないような田舎町の方が多かった。それに、海外で日本人の団体に会うとかなりがっかりする自分にも気づいた。

そしてさらにその2年後、いよいよ一人旅に出てみることにした。行き先は「グランドキャニオン」。なぜグランドキャニオンを行き先に選んだのかはよく覚えていないが、アメリカとイギリスの旅行で自分にはアメリカの方が肌にあっているなと本能的に感じ、漠然とアメリカ行きを決めていた。また、都会(L.A、 London)はどこか東京と似ているなぁと思うことが多く、感動することが少ないので、絶対に日本に似たようなところがない場所に行こうと思った。でも、久々の海外+初めての一人旅ということもあって自由度の高いツアーでいった。いくら自由時間が多いといってもやはりツアーはツアー。日本人もいるし思ったより窮屈な思いをした。完全に一人で思いっ切りアメリカを満喫したいと心の奥で思っていた。その思いを少しでも実行すべく、ツアーの自由時間にロスの町をバスで移動をしてみた。バスの中はLAでも日本人はおらず、ようやく「アメリカだー。」という感覚で楽しくなってきた。学生時代を京都で過ごしたので、複雑なバス路線図や乗り継ぎのバス移動は慣れっこだったのが役に立った感じがした。旅の本命のグランドキャニオンは確かに凄い迫力だったが、日本語満載の中での対面だったため、思ったより「アメリカだ〜。」を感じられなかった。是非もう1度自分の力で行ってみたい。

そして、「一人でアメリカもちょっと怖いけどいけるかな?」と思い始めた半年後、いよいよインターンシップでアメリカに行くことにした。行き先はノースダコタ州。もちろんこの行き先は自分で決めたものではない。自分で行き先を決められるならその時ノースダコタ州という選択肢を思いつくこともなかっただろう。アメリカと一口にいっても50州もある!場所によっては雰囲気や習慣もずい分違う。ノースダコタはアメリカの中でも典型的な田舎町でまさに「大草原の小さな家」の世界がつい最近まであったのだろうという名残が随所に感じられた。ノースダコタ滞在中にサウスダコタ、ミネソタ、アイオワ、イリノイ、フロリダと旅をしたが、フロリダやイリノイのシカゴではやはり日本人に会うことがあり、少しがっかりした。一方、普段過ごしているノースダコタ、サウスダコタ、ミネソタ、アイオワでは日本人に会うことはめったにない。まさにアメリカの日常を感じることができた。今まで「アメリカ」というとテレビで見る「L.A, N.Y, Hawaii」のイメージが強かったが、この中西部の旅でアメリカが大好きになった。それから私の「アメリカ」はいつも中西部のイメージをさすようになっている。ただ、日本でアメリカというと「L.A, N.Y, Hawaii」というのが一般的なイメージのようなので日本人の友達と「アメリカって・・・」という話になると話が噛み合わないことが多々ある。この時、車をリースして免許も現地でとり、車での移動に慣れてきていたことが次の旅へのステップとなっていくことになる。

インターンシップから帰国して2年後、ストローベイルハウスというものに出会い、アメリカへ行くこととにした。このことについては「いざアメリカへ2002」「再びアメリカへ2005」で詳しく書いている。

このようにして、今の私の旅のスタイルができてきている。

思い返してみると一つの旅での経験が次の旅へと確実につながっているのをひしひしと感じる。もちろん旅での経験は次の旅だけでなく日常生活や仕事上でも大きく影響を及ぼしている。

サッカーの中田英寿(元)選手のホームページに“人生とは旅であり、旅とは人生である”という言葉があった。サッカーのことや中田選手のことについてはほとんど知らないけれど、このメッセージにはかなり共感した。

私にとって旅は人生の楽しみとしてのちょっとしたスパイスの役割を超えている。「旅」での経験がベースとなり、日常の中でちょっとした未知の世界へ飛び込む時の垣根をうんと低くしてくれている。これからも「日常的に」とまではいかなくても、人生の要所要所で「旅」が大きく影響してくるだろう。

また、そんな「旅」をしていきたい。

【家について】

“住む”ところって、その人の生き方にとても大きく影響していると思う。もちろん、衣食住のすべてがその人の人生に大きく影響しているし、「何を食べるのか」「何を着るのか」その毎日の小さな選択の積み重ねがその人の人生そのものとなっていく。中でも、「どんなところに住むのか」はその場所、建物、空間・・・すべてを含めて自分の人生を左右する大切な選択だと思う。

確かに、素敵な既製品だっていっぱいあるが、できるなら自分で考え、手を動かして作り、傷んできたら直し・・・そうやって自分の住処を作りながら住むことに憧れている。

【ストローベイルハウスとの出会い】

そんなことを考えていた2002年の春にストローベイルハウスというものに出会った。

ストローベイルハウスとは、一言で言えば”壁が藁のブロックでできている家”のことだ。「家」について興味がありながらも、特に何の知識もなかったが、とにかく「気持ちのいい家」というものを探していた。ストローベイルハウスというものを知った時、なんとなく「この家は気持ちがいいんじゃないか。」と思い、興味を持った。

ストローベイルハウスを知ったのは何かのテレビ番組だったと思う。

「ストローベイルハウスについてもっと知りたい。」と思い、インターネットでいろいろ検索してみた。でも、2002年にはまだ日本語の情報はほとんどみつからなかった。そこで、思い切って英語で検索してみたらこんどはいっぱいありすぎてどれをみたらいいのかわからない・・・。でも、とにかく適当に読んでいたら、「ストローベイルの発祥の地はネブラスカ州。」と書いてあるページを発見した。早速「straw bale Nebraska」のキーワードで検索するとネブラスカのストローベイルハウス協会というページにヒットした。

(the straw bale association of Nebraska http://www.strawhomes.com/sban)

そこで、早速そこにメールを送ってみた。内容は「ストローベイルに興味をもった日本人ですが・・・できたら本物をみたいんですけど・・・。」というようなものだったと思う。そうしたら、事務局のJoyceという人からすぐに返信が来て、「ネブラスカにはいくつかのストローベイルハウスがあるから、アメリカにくる日程が決まったらその家に連絡してコーディネートしてあげるよ。」というものだった。そして、「日本人なら、ニューメキシコで日本人の女の人がストローベイルで家を建てているから連絡してみたら?」というすごいおまけ付き。もちろん早速ニューメキシコのSatomi Landerさんにもメールを出してみた。そしたら「まだできてないけど見に来ていいよ。」とこれまた嬉しい誤算でニューメキシコにも行くことになった。

そんなわけで、ストローベイルに出会ったのが6月。そして7月末にはストローベイルハウスを訪ねてアメリカへと旅に出ることになった。

この続きは 「いざアメリカへ2002」「再びアメリカへ2005」にて。

  HOME

Copyright 2006-2007 All Rights Reserved
All trademarks and copyrights on this page are owned by fragancia lluviosa.